1つ目のタイミング③
彼の子供が産まれました。
おめでたいことです。
少子化の世の中で素晴らしい!
でも、彼の遺伝子を受け継いだ子を産んだ奥さんはやっぱりちょっと羨ましく思ってしまいました。
出産なので突然なのは当たり前ですが
私の決めていたタイミングが突然きてしまいました。
とはいえ、赤ちゃんが産まれるとバタバタですよね。実家にフォローしてもらえるとはいえ、彼も上の子の面倒をみなくてはならないため、私が何か告げなくてもこのままフェードアウトしていくと思っていました。
しかし、彼は違いました。
以前に比べたら一気に減りましたが
「おはよう」から連絡がくるのです。
でも内容は変わりました。
「あいたいねー」ではなく
大変だったこと、頑張ってることを
聞いてほしいみたいでした。
それ私にいうこと?とも思いましたが
頑張ってる人に言うことでもないかと
友人として話を聞いていました。
出産後1週間もすれば奥さんと赤ちゃんが家に帰ってきます。そしたらだんだん減るだろう。そこまでは話に付き合おうと思っていました。
しかし、また彼は違いました。
引き続き連絡がきます。
少しくらい話を聞くのはいいのですが、さすがになーとイライラしてきてしまい、
「私は待ってていいんですか?」
と送ってしまいました。
少しして返信がきました。
「ちょっと時間がかかると思うけど、落ち着くまで待っててほしい」
こんな感じだったと思います。
私が考えていた言葉とは全然違い、ポカーンでした。
子供が生まれるまでの繋ぎだと思っていたのに違ったのでしょうか。
彼の考えていることはよくわかりません。
「待っててほしい」と言われた私は
嬉しさ半分、なんだこいつ感半分。
でもこれ以上言うのも面倒なので少しだけ待つことにしました。
予想と違う方向にいってしまい
私の1つ目のタイミングは失敗に終わりました。